過去ログ[12]

    スレッド番号 返信数 更新日 タイトルとメッセージの冒頭部分 スレッド投稿者名
    No.811 0 2006/05/23 00:17 管理人(ワトソン)
    No.642 11 2006/05/30 02:16 でるもんた・いいじま
    No.817 1 2006/06/07 01:44 朱夏
    No.819 2 2006/06/26 01:06 管理人(ワトソン)
    No.822 1 2006/06/28 22:14 祥子
    No.824 0 2006/06/30 17:44 韓子音
    No.862 2 2006/08/03 00:27 管理人(ワトソン)
    No.865 3 2006/08/03 21:16 管理人(ワトソン)
    No.872 1 2006/08/07 02:26
    No.848 12 2006/08/22 00:35 管理人(ワトソン)
    No.879 9 2006/08/27 01:50 朱夏
     
     
    No.811 【コバルト6月号】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/05/23 00:17
    こんにちは。

    マリみて目的でコバルトを購入している方には、今回の6月号はいまひとつだったかもしれませんね。
    アニメ関連の情報と新刊のタイトル発表こそありましたが、マリみて短編は無し。
    コバルトに載ってる作品はほとんどが文庫で発売されているシリーズの番外編ですから、本編を読んでいないといまひとつ読む気にはならないかもしれません。
    私はというと・・・七〜八割は読んでいます(笑)。
    「風の王国」は本編をぜんぜん知らないのですが、けっこうたのしく読んでます(笑)。
    それと三号連続で載ってた「歌姫−ロジエル−」は本編も読んでいるので、とても楽しめました。
    それ以外にも番外編ではない独立した短編もちゃんとあって、読んでみるとけっこう面白かったりします。
    で、今回の6月号に載ってる「空ノ巣」(岡篠名桜)と「Sweet tea time」(有沢真尋)はとても気に入りました。
    未読の方はぜひ読んでみてください。おすすめです。
     
     
    No.642 【苗字の元ネタ】 投稿者 : でるもんた・いいじま : 2006/01/04 15:57
    あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

    さて、さんざん各所で既出の「登場人物の名前の元ネタ」ですが、ここ数日で調べたところ進展がありましたので、ご報告を。

    (0)銀杏の中の桜
      二条:京都の二条城から。
      藤堂:藤堂高虎から。徳川家康の死後、二条城の大増築を行っている。
      ※瞳子の姓はまだ出ていないことに注意。
    (1)無印
      福沢:福沢諭吉から。若き日に咸臨丸で渡米している。
      小笠原:小笠原諸島から。福沢らを乗せて米国から帰国した咸臨丸が次に向かった先が、
           欧米の捕鯨船の中継基地として注目されはじめていた小笠原諸島。
           ちなみに、その時の探検隊長で、小笠原諸島という名前の命名者と
           なったのが、時の外国奉行・水野忠徳。
    (2)黄薔薇革命
      築山:徳川家康の正室・築山殿から。
    (3)いばらの森?
      水野:「水野忠徳」という人物が歴史上二人いる。その両方ととるのが妥当。
           一方は上記の外国奉行。もう一方は田沼意次の息子・意正で、
           水野家に養子として迎え入れられたときに忠徳を名乗ったが、
           意次が失脚して寛政の改革がはじまると、あっさり水野家を追い出されている。
           なお、水野家は徳川家康の母を輩出し、江戸時代には名門の家柄とされた。
    (5)ウァレンテイーヌスの贈り物・前編
      田沼:上記の田沼意正か。
    (9)チェリーブロッサム BGN
      松平:上記すべてを勘案して、特定個人ではなく松平一門から。

    まだ全部つながったわけではありませんが(特に、島津家は戦国時代から明治維新まで一貫して徳川家とは緊張関係にありましたので、なかなか接点がないです)、一応ご報告まで。これを見ると、少なくとも『黄薔薇革命』の時点で全体構想が出来上がっていたと考えるのが相当のようです。

    もう一方は田沼意次の息子・意正で、
    水野家に養子として迎え入れられたときに忠徳を名乗ったが、
    再確認したところ、単なる養子ではなく婿養子です。
    いくら江戸時代とはいえ、婿養子を放り出すとはちょっと露骨な仕打ちです。
    追加:2006/01/11 08:20
     
    -1- No.643 【Re: 苗字の元ネタ】 投稿者 : 韓子温 : 2006/01/04 23:48
    ごきげんよう

    名前の由来はときどき考えていると面白いですよね。
    徳川家つながりと言うのなら、徳川十二代将軍家慶の重臣である水野忠邦と鳥居耀蔵。
    水野と鳥居が同僚と言うのは引っ掛かりがないでもありません。(周辺に佐藤はまだ見つかりませんが・・・)

    支倉といえば、伊達家家臣の支倉常長が有名。慶長遣欧使節で太平洋横断した人ですね。

    それから、忘れてはいけない桂さんですが、
    「ローズユミ」(薔薇の名前、白い薔薇、1997年作出)の命名者である桂由美さんから、という説が自分の中では最有力。
    作出年が無印の前年というのがなんとも・・・。
     
    -2- No.654 【Re: 苗字の元ネタ】 投稿者 : マルヒト : 2006/01/07 03:15 :
    初めてカキコまさせて頂きます、マルヒトと申します。
    私も、というべきでしょうか・・・「略してOK大作戦」での柏木さんの謎の言葉(予言?・・・祐麒君と祐巳ちゃんに向けて言った「いずれここ(柏木邸)を2人して再訪する」・・・)を初読時から気にしていた一人で、その関係他(タイムテーブルを参考にさせて頂いたり・・・)で貴ウェブページはいつも楽しみにさせて頂いております。

    さて挨拶が長くなりましたが、「名前の由来」の件で去年末つい驚いてしまった・・・目を疑ったことがあるので報告させて頂きます。

    それは「三奈子様」と「真美さん」の名前について。
    近鉄の大阪線に「五位堂」駅という駅があります。
    一時期近鉄関係を扱ったウェブページをいくつか見ていた時があったのですが、その一つにその駅の駅名表(ホームにあるモノ。その駅の名だけでなく前後の駅名も乗っている)の画像が出ているウェブページがありました。
    それはその「五位堂」の文字の下に「真美ヶ丘ニュータウン前」と小さく書かれてあり、おまけに隣駅(榛原・伊勢中川方面)は「築山」。単に「真美」と「築山」だけなのですが心ならずも興奮してしまいました。

    個人的にも(その理由だけで)その駅名表を撮りに行きたくなってしまいましたが、その・・・「さかせんで行こう」様(お手数ながらそれで検索をお掛け下さい。)→「大阪線各駅散歩」→「五位堂駅」でその画像を見ることが出来ると思います。(管理人様へ。こういった紹介の仕方が不適切な場合は削除願います。)
    既出 及び 既に御存知の方がおられるかもしれませんが、あまり登場機会はない「山辺先生」の苗字もあり(こちらは鉄道の駅はないようですが。「山辺(やまのべ)の道」辺りが候補かと私は思ったりしてます)、例えば今野先生のお知り合い等で奈良県在住の方がおり、その地名・駅名を御存知だった→それら地名からとったのかも知れない・・・とふとそう思ってしまいました。

    因みに少し詳しく調べてみると、「真美ヶ丘ニュータウン」は'70〜'80年代に造成が始まったニュータウンで、確か「馬見丘陵」という丘陵の名がその名の由来となっているようです。また隣駅の「築山駅」は近くに「築山古墳」(「築山」という言葉自体古墳・・・こんもりと盛り上がった(場合によっては人工の)小山に由来してるのでは?)という古墳があることから名がついたようです。
    同ニュータウンは歴史・文化や自然に恵まれ、かつ大阪へのアクセスもよく、開発から時間も経っていることもあり成熟した「街」となっている所だそうです。

    以上・・・「歴史上の人物の名前からのマリみて登場人物の苗字の考察」という流れに水を差してしまい恐縮ですが、このことを言わずにおれなかったのでカキコまさせて頂きました。失礼の段、(及び長文・乱筆)お許し下さい。
    因みに、「山口」駅は近傍にはありませんが、大阪府内ではその大阪線の支線といえる「信貴線」に「信貴山口(しぎさんぐち)」という駅があります。また五位堂駅自体は、'82に近鉄の電車の検修施設・車庫が新設されたこともあり、私もその名は昔より知っていました。が、そのような秘密(?)が隠されていると知り驚きました。
    たわいのないネタで申し訳御座居ませんが、取り敢えず御報告まで。デハ。
     
    -3- No.656 【Re: 苗字の元ネタ】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/01/07 19:55
    ようこそ、マルヒトさま。

    「五位堂」
    おもしろいですね。
    きっと、その駅を利用しているマリみてファンはそれを見るたびに「にんまり」しているでしょうね(笑)。
    というわけで、goo時刻表検索でマリみてキャラ名を検索してみました。

    築山駅(近鉄大阪線)
    水野駅(名鉄瀬戸線)
    二条駅(JR山陰本線)
    二条駅(京都市営地下鉄東西線)
    二条駅(JR嵯峨野線)
    鳥居駅(JR飯田線)
    桂駅(阪急嵐山線)
    桂駅(阪急京都本線)
    田沼駅(東武佐野線)
    三田駅(たくさんあった)
    池上駅(東急池上線)
    春日駅(都営三田線)
    春日駅(都営大江戸線)

    う〜ん、残念ながらおおむね予想通りというか、これはびっくりというような駅名は見つかりませんでした。
     
    -4- No.657 【Re: 苗字の元ネタ】 投稿者 : マルヒト : 2006/01/07 22:41 :
    ワトソン様、レス 有難う御座居ます。

    私もマリみての「苗字の元ネタ」を最初に考えた時、個人的な趣味から「性(さが)」と申しましょうか・・・江利子様の「鳥居」で「飯田線の鳥居駅」を思い出しました。
    そういえば、弊方の近い所では「桂駅」があったのを忘れていました。

    単に「築山」駅に気付いただけだったらカキコみはしなかったのですが、「真美ヶ丘ニュータウン」の文字を見て取り乱してしまいました。

    これからも貴ウェブページ、楽しみにしております。デハ。
     
    -5- No.733 【Re: 苗字の元ネタ】 投稿者 : マルヒト : 2006/03/28 00:10 :
    8万ヒット越え、おめでとうございます。またまもなくの新巻発売も楽しみです。
    先に「苗字の元ネタ」関連で書き込まさせて頂いた、マルヒトと申します。
    本来なら新規で書き込むべきかとも思いましたが、その「五位堂駅の秘密」(?)と関連があることなので、それにレスさせて頂きます。

    それは真美さんの「妹」となった「高知 日出実」嬢についてです。
    「苗字」ではなく「名前」の方ですし、「単にそういう駅がある」ということでお読み下されば幸いです。

    ・・・

    東北南部の福島県と新潟県を結ぶJRの路線に「磐越西線」というのがあります。
    新潟県の「新津」と福島県の「郡山」を、途中 会津若松・喜多方を経由して結ぶ「亜幹線」的な路線ですが、そちらに「日出谷」(ひでや)という駅があります。
    個人的に、同駅を訪問することを目的に降り立ったことがあった為、「新聞部のルーキー」の名が・・・日出実さんの名がわかった時は、単に「(ありがちと思われる)『秀美』じゃなくて『日出実』とは変わった名前だなぁ」と思うとともに、同駅のことも思い出しておりました。

    これもまたそれだけでしたら「殆ど驚くに値しない」程度だったのですが、実は・・・その、思い出のある駅等についてネットで調べていた折、隣駅の名に「ビビン」と来てしまいましたのでこのように書き込させて頂くことにしました。
    その駅名は「豊実」(とよみ)駅。(日出谷から見て上り:郡山方面の隣駅)
    既におわかりかとは思いますが、「日出谷」の「日出」と「豊実」の「実」を組み合わせれば・・・単にそれだけの内容ですが、私にとっては思い出のある駅(日出谷駅の方が)だったこともあり妙に反応してしまいました。

    ・・・

    個人的には日出実嬢の名を当初は「日出美」と勘違いしてたくらいですので、「単なる偶然」・・・隣り合う駅同士でその駅名の一部を組み合わせるとそれになる、というその程度なのですが取り敢えず書き込まさせて頂きました。
    因みに「日出谷」駅を訪れたのは今から10年前、同駅はかつて・・・蒸気機関車全盛の時代にはその拠点駅として活気があったのですが、訪問時はその時代の名残の「駅弁」(「とりめし」)が細々と売られ(それを目当てに同地を訪問)、過疎化と同駅の衰退もあり「幻の駅弁」とまで言われるようになったそうです。

    駅施設の方は「棒線駅」といわれる、単線区間に於いての行き違いの出来ない駅(乗降施設としては線路にホームが設置してあるだけ)になってしまいましたし(私が訪れた時はまだ「交換駅」(行き違い可能)でした)、当時2往復あった「快速『あがの』」も同駅に停車していたのが、現在は1往復となり同駅も通過するようになってしまいました。
    但し、'97から運行を始めた「(SL)ばんえつ物語」号というSL列車では、同駅の歴史やその駅弁が細々と残っていることもあり「日出谷」駅に停車するそうです。
    もし、その列車(新潟〜会津若松(場合によって郡山?))に乗車する機会等、磐越西線にお乗りになる際があれば「日出谷」駅と「豊実」駅のことを思い出して下されば幸いです。

    ・・・

    長文 及び 「お目汚し」な内容で申し訳御座居ませんが、取り敢えず御報告まで・・・。
    因みに日出実嬢の名前が「豊谷 日出実」だったりしたらだいぶ高い確率で「日出谷」駅と「豊実」駅がその「名前」の「元ネタ」という感じなのでしょうが・・・以上、失礼致しました。デハ。
     
    -6- No.734 【Re: 苗字の元ネタ】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/03/31 20:21
    日出実嬢の名前が「豊谷 日出実」だったりしたら
    もしそうだったら完全な左右対称になってましたね〜(そこか?)。
    山口真美さんが左右対称文字なので、ついつい日出実ちゃんも・・・と思ってしまうのです。
     
    -7- No.737 【左右対称?】 投稿者 : マルヒト : 2006/04/02 00:05 :
    コメント、有難う御座居ます。管理者様。

    完全な左右対称
    一瞬 何のことかとわかりませんでしたが・・・なるほど、そういう「視点」もあったとは、「目から鱗」です。

    これからも貴ウェブページ、楽しみにしております。デハ。
     
    -8- No.812 【Re: 苗字の元ネタ】 投稿者 : でるもんた・いいじま : 2006/05/25 14:51
    まだこのスレッド残っていたのですね。
    「いばらの森」の本編を読み終わったので(これで未読は、単行本未収録の短編のほかには「白き花びら」だけです)、進展を。

    春日せい子:徳川家光の乳母、春日局から。
    そこから本編にあるとおり、須賀→sugar→砂糖→佐藤、と決まったと推測します。

    (そもそも、武家で佐藤姓ってほとんど名前を聞かないような…。それがなんで日本人に一番多い苗字になったんだろ。)
     
    -9- No.813 【Re: 苗字の元ネタ】 投稿者 : ロサ・ギガンテス : 2006/05/27 15:10
    ごきげんよう。
    誰も触れていないのであえて言いますが、私は聖さまの「佐藤」は「佐藤栄作」ということで一票投じます。祐巳さんの「福沢諭吉」もどちらかといえば明治時代の人ですし昭和の人から拝借した可能性もあってもいいのではないかと。
    思うに、あまり関連付けずに歴史の教科書からランダムに選んだのでは?

    あくまで私個人の見解としてですけど。
     
    -10- No.814 【Re: 苗字の元ネタ】 投稿者 : バルミラ : 2006/05/29 18:06
     私は、佐藤聖の佐藤はアーネスト・サトウ(佐藤愛之助)のサトウ(佐藤)と見てます。と言うか、『いとしき歳月(後編)』の136から137ページの内容は、「その子孫かもしれない」とほのめかしているように見えます――「父方」とわざわざ明言している所や「その人自体、いろいろな国の血が混ざっていたらしいし」の辺り――。そういう線で見ると、『バラエティギフト』185ページで加東景に「サトーさん」と呼ばせているのにも意味深な物を感じます。
     ちなみに、景の方も聖に「カトーさん」と呼ばれたことがあります(『パラソルをさして』90ページ)が、こちらも「加東」であって「加藤」でないだけに、作者には何らかの含みがあるのではないかと思ってしまいます。
     
    -11- No.815 【Re: 苗字の元ネタ】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/05/30 02:16
    アーネスト・サトウ
    まったく知らなかったので(wikipediaで)調べてみました。
    なるほど〜、たしかにこの経歴は「聖さまの先祖の話」を思い起こされますね。
     
     
    No.817 【無題】 投稿者 : 朱夏 : 2006/06/05 21:53
    ごきげんよう。
    ちょっと気になったので……。
    「マリみてWebラジオ・第六回」がUPされています。
    お客様は池澤春菜さん。
    http://shop.frontierworks.jp/digital/web_radio/detail_068.html

    その番組の終わりの方で、「真夏のリリアン祭」開催決定のお知らせが。
    「国際アニメフェア2006」そして「春のお茶会」に引き続き、また!?
    ……と思ったら、今回のはかなり大がかりなイベントになりそう。
    公開イベントでこれだけの声優さんがそろうのは、たしか「山百合会に何かご用?」以来、二年ぶりではないでしょうか。
    その詳細は、公式ページにもUPされています。
    http://www.gokigenyou.com/news.htm

    で、その参加メンバーを見たら、清水香里さんだけでなく釘宮理恵さんの名前も!
    Webラジオでも「乃梨子・瞳子の参加は初めて!」と、池澤さん植田さん、お二人とも大はしゃぎしていました!
    ということは……それまでに瞳子ちゃんは、薔薇の館メンバーに決定と言うこと?
    じゃあ、次巻の「仮面のアクトレス」ではいよいよ……?
    と思ったのは、期待しすぎでしょうか?
     
    -1- No.818 【Re: 無題】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/06/07 01:44
    それまでに瞳子ちゃんは、薔薇の館メンバーに決定と言うこと?
    なるほど〜。そういう推理もありですね。

    公式サイトの出演リストをみると
    植田佳奈、伊藤美紀、篠原恵美、豊口めぐみ、能登麻美子、清水香里、
    池澤春菜、伊藤 静、生天目仁美、釘宮理恵
    のようになっています。
    姉妹ごとに並んでますが、(まだ紅薔薇ではない)釘宮さんは末席にいます。
    実際にイベントが行われる頃には順番がかわっているといいですね。
    とはいえOVAでどれだけ出番があるか心配です。
    どのエピソードをやるにしても原作通りだと瞳子ちゃんの出番はなかなかありません。
    「子羊たちの休暇」なら瞳子ちゃんの出番を膨らませると思いますので、それに期待しています。
     
     
    No.819 【「仮面のアクトレス」表紙イラスト】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/06/20 21:29
    新刊「仮面のアクトレス」の表紙イラストが公開されました。
    例によって「まんが王倶楽部」です。
    http://www.mangaoh.co.jp/topic/maria.php

    ええっ?
    アクトレスというのは瞳子ちゃんのことだと思い込んでいましたが、表紙にいません!
    仮面を持っているのはブゥトンです。
    予告あらすじ通り選挙の話なのだろうか・・・
    いや、フェイントかもしれないし・・・
     
    -1- No.820 【Re: 「仮面のアクトレス」表紙イラスト】 投稿者 : 韓子音 : 2006/06/25 13:27
    ごきげんよう

    瞳子ちゃんが表紙に出ないのは少し意外でしたが、表紙絵は表紙絵として内容には大いに期待しています。
    ただ、ブゥトンだけが仮面を持っている点に恣意的なものがあるのかどうか・・・。
     
    -2- No.821 【Re: 「仮面のアクトレス」表紙イラスト】 投稿者 : 朱夏 : 2006/06/26 01:06
    瞳子「まさか仮面さえ付ければ、私の演技に勝てるとお思いで?」
    祐巳「ドキッ!」
    瞳子「それとも仮面で顔さえ隠せば、やりたい放題とお考えでは?」
    由乃「ドキ、ドキッ!」
    瞳子「ひょっとしてマリア様からお顔を隠して、皆様で良からぬ相談を?」
    志摩子「ドキドキドキ!」

    ・・・なんて話じゃないでしょうね。(笑)
     
     
    No.822 【クイズ番組で】 投稿者 : 祥子 : 2006/06/27 00:24
    IQで難易度をしめすTVクイズでアイキュウサプリという番組で
    「物」を当てるコーナーがあります
    これはいつも「回答」が自己紹介形式で、自分の特徴や歴史を語るのですが
    今回はいきなり「ごきげんよう」でスタート
    お父様は、第一ヒントもでないうちに「バラ」だなって
    本当に「バラ」でした
    何でわかったのって、きくと
    番組スタッフに、マリ見てファンがいて、お遊びでいれたんだろう
    その遊び心を感じたからとのこと
    いつもながら、怪しいお父様です
    もし、マリ見てが実写化されるなら、祥子様のお父様は
    うちのお父様がぴったり
    第一印象はまったく違いますが、じっくり見るとよくにています
     
    -1- No.823 【Re: クイズ番組で】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/06/28 22:14
    IQサプリは観たことはありますが、その週は観ませんでした。
    モノサプリのコーナーですね。
    なるほど、薔薇が挨拶するなら「ごきげんよう」がふさわしいような気がします。
    ですが、そう思うのはマリみてを読んでいるからかもしれませんね。
     
     
    No.824 【「仮面のアクトレス」】 投稿者 : 韓子音 : 2006/06/30 17:44
    ごきげんよう

    購入・読了いたしました。
    つきましては、ネタばれスレをお願いいたします・・・。

    ずうずうしい要求をお許しあれ
    管理者コメント
    遅くなりましたがネタばれ用スレッド立てました。どうぞご利用くださいませ。
     
     
    No.862 【新刊「イラストコレクション」】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/07/25 03:18
    ちょっと早いですが「イラストコレクション」のネタばれ用スレッドを立てておきます。
    例によってネタばれは発売日(7/28)以降ということでよろしくお願いします。
     
    -1- No.867 【Re: 新刊「イラストコレクション」】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/07/29 15:24
    というわけで、発売日から一日遅れで無事入手しました。

    いつものイントロがありません(笑)。

    文庫サイズでイラスト集というのはどうなんだろう・・・と思っていましたが、意外といい感じでした。
    ひびき先生のコメントがついていたのは予想外で嬉しいです。
    ほとんどのイラストに初出が書いてあるのは良かったですが、「特別編」だけは一切コメントがありませんね。
    ひびき先生の個人サイトに展示してあったもの等ですが、栞さんなんかは説明無しでいいのだろうか。

    「ハレの日」の「ハレ」の意味は予想してたとおりでしたが、由乃さんの話とは予想していませんでした。
    由乃さんの薔薇の館デビューの話も読んでみたい気がします。
    (由乃さんが心の中で江利子さまをどんな風に値踏みするのか(笑)を聞いてみたい)
     
    -2- No.869 【Re: 新刊「イラストコレクション」】 投稿者 : いわし : 2006/08/03 00:27 :
    こんにちは。
    そうですね、欲を言えば特別編にもコメントがあって欲しかったです。
    アニメを観ていれば、栞さんと分からない事も無いとは思いますが…
    他にも桂さんを日出美さんと間違えている方も多いようで
    (言われてみれば、確かに日出美さんの方がシチュエーション的に自然?
     な気もしますが、以前ひびき先生が同学年3人を描いたとコメントしてます)

    「ハレの日」は(意図的じゃなく自然に)予想せず何も考えずに読んでしまいました
    自分も薔薇の館デビューが見たい、同じ事を思いました。
     
     
    No.865 【9万越え】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/07/28 20:55
    おかげさまで、カウンタが90000を超えました。
    ありがとうございます。

    このところ、新刊や短編、OVAと話題が豊富なせいもあってか、アクセス数が多くなっています。
    にもかかわらず、サイトの更新は滞ったままで申し訳ないおもいです。
    「仮面のアクトレス」のTTはもうしばらくお待ちください。
     
    -1- No.866 【Re: 9万越え】 投稿者 : 韓子音 : 2006/07/28 21:15
    ごきげんよう、そしておめでとうございます。

    私が見たときは9万2でして、惜しくもキリ番を逃してしまいました・・・。

    ともあれ、今後ともよろしくお願いいたします。
     
    -2- No.868 【Re: 9万越え】 投稿者 : いわし : 2006/08/03 00:15
    ごきげんよう。
    ちょっと遅くなってしまいましたが、おめでとうございます!
    ワトソンさん的にサイトの更新が滞っていたとしても
    なんだかそんな感じがしないのは掲示板が楽しいからでしょうか
    ワトソンさんの感想・考察(?)好きですYO!

    これからも頑張って下さい
     
    -3- No.870 【Re: 9万越え】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/08/03 21:16
    韓子音さま、いわしさま、ありがとうございます。

    サイトの更新
    もうすぐ、もうひとつの区切りの日なので、その日までにはなんとかまとめて更新できたら・・・と思っています。
     
     
    No.872 【2nd Anniversary】 投稿者 : : 2006/08/07 00:01
    こちらに書き込むのは久しぶりですが、マリみてTT2周年おめでとうございます!
    「仮面のアクトレス」のTT、楽しみにしています。と、何だか催促しているようですみません。
     
    -1- No.873 【Re: 2nd Anniversary】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/08/07 02:26
    ありがとうございます。
    「二年」というのは短いようで長いというか、「まだ、二年しか経っていないのか」という気分でもあります。
    (タイムテーブルそのものを作り始めたのはさらに二ヵ月以上前でした)

    「仮面のアクトレス」のTT
    本日も作業していたんですが、やはり、間に合いませんでした。
    あわてて作業すると間違いのもとですし(実は作業そのものより検証のほうがたいへん)、もうしばらくおまちください。

    二年目のTTはあちこちで矛盾が発生しています。
    もしかしたら、曜日をずらすことを検討しないといけないかな・・・と思いつつ、再検討は次のバレンタインが来てからと考えています。
    もし、二年目のバレンタイン(2/14)の曜日が限定されると、必然的にそれにあわせて全体をずらさざるをえなくなりますので。
     
     
    No.848 【コバルト8月号+短編「ドッペルかいだん」】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/07/17 20:49
    のんびりしていたら、いつのまにかコバルト8月号の発売日が迫っていたので、とりあえずネタばれ用スレッドを立てておきます。
    私は発売日に購入できるかどうかわかりませんが、例によってネタばれは発売日(7/18)以降ということでよろしくお願いします。
     
    -1- No.852 【Re: コバルト8月号+短編「ドッペルかいだん」】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/07/19 17:53
    というわけで、発売日から一日遅れですが、無事、入手しました。

    アニメ情報については、「いったい何話構成になるんだ?」という印象。修学旅行までやるとは思いませんでした。
    花寺生徒会のメンバーは、私の脳内イメージよりかなりかっこ良くなってました。

    さて、「ドッペルかいだん」についてですが・・・
    一読目は「あれ? これでおわり? 種明かしは無し?」という印象でした。
    その後、なんとなく考えていて思いついたのは・・・

    ヒント1:アリコは水奏に似ているが別人。
    ヒント2:アリコはリリアン校内を良く知らないっぽい。
    ヒント3:水奏の外見は男の子っぽい。
    ヒント4:そもそもアリコという名前は・・・

    アリコの正体はリリアンに憧れるあまり潜入してしまった○○学院生徒会のひとり「ア○ス」ではないだろうか。
    もちろん、私の想像に過ぎませんし、ハズレでもがっかりはしませんが(むしろハズレてほしい)、はたして文庫に収録されるときに種明かしされるのでしょうか。先のことですが楽しみです。
     
    -2- No.853 【読みました】 投稿者 : いわし : 2006/07/19 22:08
    OVA情報については自分も同じ感想でした。
    まさかチャオソレまで!でもそれ以上に気になるのは「真夏の一ページ」の
    扱いだったりして。略してOKは本筋に絡んでるから入るかもとは思うのですが。
    せっかくOVAなんだから黄薔薇絵日記をアニメ化するくらいの心意気は…無茶?
    花寺キャラのデザインは高田くんの腕がボンレスハムっぽくないのが(笑)

    肝心のドッペルかいだん、アリコの疑惑、言われてみれば非常にそれっぽいですね
    アニメ版のデザインがまた挿し絵と近いし…。
    濡れ衣だと信じたいですけど、いやはや。
    「かいだん」が平仮名になってるからには「怪談の階段で会談」くらいは
    覚悟しておくべきだろうな、と半ば冗談で思ってたらわりと当たっててびっくり
     
    -3- No.854 【Re: コバルト8月号+短編「ドッペルかいだん」】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/07/19 22:54
    まさかチャオソレまで!
    ただ、この話は前後をばっさり端折って静さまのところだけで1話にするのもありだと思います。
    「おじいさんと一緒」は高い確率で省略されそうな気がします。
    「略してOK〜」はどうでしょう。図書館の本がでてくるエピソードは本来省略できないはずですし、祥子さまの男性恐怖症の実態を表現する必要もあります。
    「黄薔薇絵日記」は「ないしょ」でやるとか。

    「子羊たちの休暇」を二話。
    「略してOK〜」を一話。
    「涼風さつさつ」を二話。
    「レディ、GO!」を二話。
    「チャオ ソレッラ!」を一話(静さまのところだけ)か、二話。
    普通OVAってこんなにやるものかな。多くて六話ぐらいだと思ってたんだけど。
    「チャオ ソレッラ!」はラストにふさわしいエピソードとは思えません。「特別でない〜」までやるというのだろうか。

    アリコの正体
    アリコの正体がア○スだったとした場合、当然、守衛さんが数えてしまったのもア○スです。
    グループBが聞いた「変な音」は近くで身を隠していたア○スと思われますし、カメラに余分に撮られていた風景写真はア○スが周りをよく見たくてカメラのフラッシュを拝借したと予想されます。
    で、次から次へと女生徒が現れて自分たちの姿をカメラに収めていくのをみて、自分も参加してみたくなってさらに3枚撮ってしまったのでしょう。
    水奏さんは1年以上経って「とりかえばや」を観てアリコの正体に気付くのかもしれません。

    これは「アリコの正体がア○ス」と仮定しての話です(笑)。

    円さまのブログで指摘されるまで気付かなかった点を補足します。
    アリコが「先輩が命じた品を持って帰らないと」といっているのは用意しておいた言い訳と思い込んでいましたが、真実である可能性が高そうです。
    つまり、アリスは柏木さんに「リリアンのいちご牛乳を持ってくること」と命じられたということでしょう。
    「先輩は、私の友達のことを好きみたい」というのは「柏木さんが祐麒のことを好きみたい」という意味ですね。
    私の想像ですが、柏木さんは校門前でアリスの脱出機会を作るために待機しているのかも。
    追加:2006/07/20 18:16
     
    -4- No.857 【Re: コバルト8月号+短編「ドッペルかいだん」】 投稿者 : 冬紫晴博士 : 2006/07/24 04:01 :
    ごきげんよう

    「アリコの正体がア○ス」

    あーん、気づいたのあたしだけだと思ってたのにぃ。ってムリか。
    ……ってかそういうことになると、ア○スって無茶苦茶かわいくないか!?ただですら今短編の扉絵にヤラレタってのにさ〜
    マズイな……
    いや、アニメ版設定画は花寺の制服だったし……アレでピンクTにスリムのジーンズだったら……

    ってかさ。あたしの想像では日光・月光とか、高田とか、あんなイケメンじゃなかったすよ!もっとゴツいムキムキだと思ってたすよ!
    それじゃマリみてに相応しくないか……??
    相応しくないからいいんじゃないか……??

    小林君はほぼ想像通りかな?あそこまで丸顔ではない、とか想像してたかな?
    アレでも相当な者だと思うですけど……


    ア○スの女装はもはや正装だっ!!花寺の学生服なんか着せるな!!!
    いや、「アリコ」がア○スだとした場合の話だけどさ。

    本格的にマズイな……

    もしアリコがア○スだとすると、彼女はまだ高校1年よね!1年後よりももっとかわいいよね!!絶対!!!
    何かもうイケない一線を踏み外している気がするぞ!!!!!踏ん張れ、儂!
    追加:2006/07/24 04:05
     
    -5- No.859 【Re: コバルト8月号+短編「ドッペルかいだん」】 投稿者 : 朱夏 : 2006/07/24 12:02
    ごきげんよう。
    遅まきながら「ドッペルかいだん」読みました。
    読み始める前はなんとなく、宮沢賢治みたいなタイトルだなと思っていましたが、全く違いましたね。^_^;
    しかし、アリコは当初からアリスにしか見えませんでした。なにせ「BL」だの「花寺学園」だの、その方面のイメージを喚起させる言葉がゾロゾロ。しかも巻頭のアニメ3rdシーズン特集で、花寺生徒会のイメージスケッチが紹介されてましたし。

    それよりも、他に気になったことがいろいろ。
    1)ミルクホールの位置について
    ミルクホールは、講堂の半地下にあったんですね。このことが明記されたのは初めてかと思います。しかし講堂の入り口階段(登り)と、ミルクホールの入り口(下り)は、それぞれ建物のどっち側にあるでしょう?
    私の想像では……講堂の正面入り口は、南側の真ん中。
    つまりマリア様の分かれ道から、リリアン女子大の方にまっすぐ歩いてゆくと、噴水の広場を過ぎた突き当たりに、ど〜んとこの講堂入り口が待ち構えていると言うことになります。
    そしてミルクホールの入り口は、講堂の西側。
    つまり高等部の方に向いているのではないかと。これは、今回の「ドッペルかいだん」での記述にもあてはまります。
    公共施設の講堂や体育館でよく見かける構造には、正面階段の両横に下り階段があって、そこを下った半地下スペースに売店があったりします。
    しかしこの構造だと、自販機に煌々と灯る明かりが、特に夜間になるとはっきりと正面からも見えるはず。自販機はたいてい、数台並べて置かれることが多いですから。
    そうなるとアリコが、講堂の正面階段で迷うことも無かったでしょう。
    なので、ミルクホールの入り口は、正面階段からは見えにくい位置にあったと考えられます。それに最近の自販機は省エネ設計になっていて、お客が来るまでライトを暗くする機能が付いていますし。

    2)リリアンでも夏合宿なら、校内で宿泊が可能なことが判明。それもおそらく、実習教室に畳を敷いて宿泊施設代わりにしているらしい。

    3)休日のリリアン校内への入場は、確か制服着用が原則だったはず。(参考)「真夏の一ページ」p78
    しかし一旦校内に入ってしまえば、守衛所での外出記録帳と、生徒手帳チェックによって、私服で出入りも可能らしい。

    4)使い捨てカメラ。それぞれのフィルムの使用枚数。
    算数が苦手なので、電卓を使って整理しました。^_^;
     涼子部長 1枚使用/累計01・・・残りカウンター26
     Aグループ 6枚使用/累計07・・・残りカウンター20
     Bグループ 4枚使用/累計11・・・残りカウンター16
     アリコ  7枚使用/累計18・・・残りカウンター09
     Cグループ 3枚使用/累計21・・・残りカウンター06
     アリコ  4枚使用/累計25・・・残りカウンター02
     水湊   2枚使用/累計27・・・残りカウンター00
    それにしても、これを読みながら思ったこと。
    使い捨てカメラって、セルフタイマーが付いてましたっけ?
    もし無かったら、一人で自分自信を撮るのは結構大変だったろうなあと……。
    まともな写真が写せなくても、仕方ないですね。

    ところでこの肝試し企画、そもそもは涼子部長が、水湊をスール(妹)にするための企みだったのでは?
    だとしたら正式に妹にするまで、それから半年もかかったというのはなぜ?
    おそらくロザリオの交換はしていなくても、水湊は涼子部長に可愛がられていて、漫研部員の間で既に妹同然だったのでしょうね。
     
    -6- No.860 【Re: コバルト8月号+短編「ドッペルかいだん」】 投稿者 : 朱夏 : 2006/07/24 12:05
    あたしの想像では日光・月光とか、高田とか、あんなイケメンじゃなかったすよ!

    冬紫晴博士さま、それはみな同感では。これではまるで花寺学院は「○ラスターエッジ」笑。
    私もてっきり連中は、○ロマティ高校みたいなキャラを想像してましたから。日光、月光なんて、ほとんどモアイが立ってるような。
    それに、最初に「子羊たちの休暇」を読んだ時の読み合わせが悪かったのか、小林君も「よしりん」の顔しか思いうかばなくなっていたし。-_-;
    しかし今回のOVAで、こうした悪夢(笑)が一掃出来たことは、大いに幸い。
     
    -7- No.861 【Re: コバルト8月号+短編「ドッペルかいだん」】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/07/25 01:26
    冬紫晴博士さま
    あんなイケメンじゃなかったすよ!
    おそらく、みんなそう思ってるでしょう(笑)。

    朱夏さま
     涼子部長 1枚使用/累計01・・・残りカウンター26
     Aグループ 6枚使用/累計07・・・残りカウンター20
     Bグループ 4枚使用/累計11・・・残りカウンター16
     アリコ  7枚使用/累計18・・・残りカウンター09
     Cグループ 3枚使用/累計21・・・残りカウンター06
     アリコ  4枚使用/累計25・・・残りカウンター02
     水湊   2枚使用/累計27・・・残りカウンター00
    あれれ?
    なんか変な気がします。
    というわけで読み返してみると・・・

    「Cグループは水湊のために五枚残したと言っていた。だったらカウントは本来5でなければならないはずだ」

    これは間違いですね。1枚残す前提ですから「カウントは本来6でなければ」が正解です。
    で、実際のカウントは2ですから、アリコがCグループの後に撮ったのは朱夏さまの計算通り4枚ということになります。

    「水湊はCグループのすぐ後に、ちゃんと写っていると認定された。それもポーズを変えてスリーパターン」

    とありますので、アリコの自分を写した三枚の写真はCグループの後にあり、水湊の失敗した最後の二枚との間にもう1枚あるわけです。
    おお!ミステリー!

    まあ、アリコが自分を三枚撮った後に風景を1枚撮っていればいいだけの話ですが、おそらく作者が数え間違えたのではないでしょうか。
     
    -8- No.863 【Re: コバルト8月号+短編「ドッペルかいだん」】 投稿者 : 文月からす : 2006/07/26 05:59
     ごきげんよう。
     皆様のお話を聞いてもう、アリコ=ア○ス以外には考えられなくなりました(笑)。私は最初に小説を読んで、その後アニメ情報を見たので、最初は単にリリアンに憧れていた女の子だったのかな⋯と思った程度でした。私も花寺メンバーのイケメンっぷりにびっくりです。日光、月光先輩は「超○貴」をイメージしてましたし(笑)。
     個人的に写真を少々やる人間にとっては「レンズ付きフィルム」とあったのが嬉しかったですね。あれは「カメラ」ではなくあくまでレンズが付いた「フィルム」ですから(笑)。あとレンズ付きフィルム用のセルフタイマーもオプションでありましたが、三脚にのっけてゼンマイでシャッターを切るって感じだったと思うので、小説の描写では使ってないようですが。

     今回の話(アリコがア○スだったとしてですが)は、皆さんの意見をお聞きすると、柏木さんがア○スをリリアンに送り込んだ、と考えると全てつじつまが合いそうですね。
     疑問らしい疑問と言えば、いくらア○スのような男子でも、合宿中の女子校に男子を送り込むと言う、一歩間違えば大問題になるようなことをしたのか?と言う点と、わざわざ証拠になる写真をなぜア○ス自らが撮ったのか?ですが、これは、あまりにもリリアンに憧れるア○スの願いを叶えさせてやりたくて、罰ゲームと称して柏木さんがア○スの為に仕組んだと言うことと、どうしても自分もリリアンの女の子と一緒のフィルムに収まりたかったのだろうと言うことで、納得させました(笑)。

     判らないのは進入(侵入?)方法です⋯。どうも、アリコ(ア○ス)は漫研部員達と一緒に入ったようですが、そうだとしたら他のメンバーに気付かれなかった訳ですよね?暗かったり、メンバー同士で喋っていたりすれば気付かれなかったとしても、守衛さんの人数チェックがありますからそこで人数が違っていれば、他のメンバーにもばれてしまいますよね。
     アリコにしてみれば都合良く、自分と外見が似ている水奏が、偶然一人遅れてくれたのでできた方法なのでしょうか?
     最初にアリコがどこまで進入方法を考えていたかは判りませんが、事前に水奏の事を知っていたとも思えませんし、知っていた(銭湯に出かける時見かけた)としても入れ代わるには、やはり水奏が都合良く一人遅れてくれなければいけませんし⋯。
     水奏が守衛さんに生徒手帳を出してない(と思われる)ことや、生徒手帳を持っていない筈のアリコが学内に入っているところを見ると、少なくとも一時外出の際は、所属と人数、外出時間、戻ってきた時間しかチェックされないようですよね?氏名の確認もないようなので(あればアリコは入れなかったでしょうし)、アリコが一人で行って適当な部の名前を言っても良さそうですが、それだとやはり人数チェックで引っ掛かっていますよね。それにもし一人で入る方が簡単だったら、わざわざ漫研部と一緒に入る必要はないでしょうし。かなりの幸運に恵まれて進入に成功した、と言うことになるのでしょうか?

     休日に関しては「ウァレンティーヌスの贈り物(後)」(P114〜115)で静さまと志摩子さんが学校に来るシーンで、
    (1)「忘れ物を取りに来ました」生徒手帳を見せ、写真が本人と認められれば私服でも中に入れてもらえる。
    (2)守衛さんは正門に一人であとの門は閉められている。
    (3)部活とか委員会とかで集合する場合は、正規の手続が必要。
     ⋯と言ったことが書かれています。日曜と長期の夏休みでは事情が違うかも知れませんが、おそらく(3)により事前に参加者リスト等が提出されていて、それで途中外出はちょっとチェックが甘いのでしょうか?合宿スタート時には、制服着用や生徒手帳の提示が必要なのかも知れませんが。

     脱出の時は水奏から漫研の事を聞いて、水奏のふりをして「都合で帰宅します」とでも言えば、進入時よりは楽そうですが、あとで漫研の人数が合わないっ、って事になるかもしれませんね(^_^;)
     
    -9- No.864 【Re: コバルト8月号+短編「ドッペルかいだん」】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/07/28 20:40
    文月からすさま
    進入(侵入?)方法
    柏木さんがタイミングを見て送り出したと想像しています。
    人数までチェックしているとは思わないで人数の多いグループを選んだ(銭湯に行ったのは漫画研究部だけではない)だけかもしれません。
    もしかしたら柏木さんが、水奏がひとり遅れているのを見たうえで、アリスを送り込んだのかもしれません。

    脱出の時は
    脱出は難しいですね。最悪、見付かってもひたすら逃げてしまえばすむ点では侵入よりも簡単かもしれませんが、門の外で何か騒ぎを起こして守衛さんの気を引きつけてその隙に・・・とか。
     
    -10- No.871 【Re: コバルト8月号+短編「ドッペルかいだん」】 投稿者 : 朱夏 : 2006/08/06 09:02 :
    ごきげんよう。
    遅まきながら、90000hitおめでとうございます。

    さて「ドッペルかいだん」には、これまでいろいろお話しがあったように、様々な謎があります。
    そこで、ひとつのケースとして、私なりの推測をSS形式で書いてみました。
    タイトルは「リリアン・アタック」
    ここでは、アリコがアリスであるという前提になっています。
    ご興味のある方は、上記のHPマークから来て頂ければ、幸いです。
    ただし、むちゃくちゃ長いです。もはやSSと言えないかも。^_^;
    お暇な時にでも、ご覧下さい。

    なおワトソン様、この掲示板でのSS投下がまずいようでしたら、この書き込みは直ちに消去してください。
     
    -11- No.875 【Re: コバルト8月号+短編「ドッペルかいだん」】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/08/07 03:06
    「リリアン・アタック」
    読ませていただきました。
    アリコの脱出方法は予想外でした(笑)。

    この掲示板でのSS投下
    特に、そのような制限は設けていませんので、問題ありません。
    極端に長文でなければ、掲示板に直接、SSを書き込んでもかまいません。
     
    -12- No.878 【Re: コバルト8月号+短編「ドッペルかいだん」】 投稿者 : 朱夏 : 2006/08/22 00:35 :
    長々としたつまらない話を読んでいただいて有り難うございました。なお、しばらく出かけていたため、お返事が遅くなって申し訳ありませんでした。

    アリコの脱出方法
    これは、昔から小話に良くある小ネタです。
    どうしても旅芸人の芝居を見たい悪ガキが、芝居小屋の天幕の裾をめくって、おしりから潜り込もうとしていたら、芝居小屋のオヤジに見つかって、「コラァ! こんな所から出るんじゃねえ!」って怒鳴られ、天幕の中に引きずり込まれて怒られる。こうして悪ガキは、まんまとタダで芝居を見ちゃたよというお話し。
    言ってみれば、これの逆パターン。
    実はこの脱出方法、いちばん悩みました。他にも、いろんなパターンを考えたんですけどね。
     
     
    No.879 【無題】 投稿者 : 朱夏 : 2006/08/22 00:42 :
    ごきげんよう。
    他サイトでは、もっぱら夏のイベントと新DVDについての話題でもちきり。
    でもここではちょっと気分を変えて、「マリみてTT」らしく、もっとアカデミックな話題を。(どこが!、笑)
    実はゴールデンウイークに、「マリみて」以外の今野作品を一気読みしようと、「夢の宮」および「スリピッシュ」未読の中古本を、某熱帯雨林で大人買いしました。
    まあ、手に入らなくなる前にと思ったんですけど。実際送られて来てみると、その冊数に驚きました。(「夢の宮」には上下に分かれている巻が4つもある!)
    なので一気読みの予定は、結局、2ヶ月もオーバーしてしまったんですけど。(^_^;)

    で、以前から「夢の宮」と「マリみて」との関連性が、気になっていました。このことは、「夢の宮」と「マリみて」両方の読者だった皆様は、とっくにご存じだったと思うのですが……。
    そこでこの機会に、両作品はどこがどう似ているのか、何処に影響らしきものが感じられるのか、多少未整理ですが、私なりに気づいた点をまとめて見ました。
    上記のHPアイコンから入って行くと、そのページに行けます。
    ご参考までに。

    なお、今野先生の作品リストを作っていて思ったのですが、2000年以降、2002年を除いて、今野先生はきっちりと年4冊の文庫をお出しになっています。特にこの4年間は、1、4、7、10月のペースを堅持しています。
    今年の夏は「イラストコレクション」が発売されましたが、これは基本的にひびき先生の本であって、今野先生の作品には入らないでしょう。つまり今年は、「プレミアムブック」が刊行された2004年と全く同じパターンです。
    とすれば、次の「マリみて」新刊は10月発売と考えられます。これはおそらく、「仮面のアクトレス」の続編になるはず。そしてその後もこのパターンで行けば、2007年1月に短編集が出ると予想されます。
    ただし、これもまだ分からないですね。祐巳・瞳子の関係はかなり引きずってますから。
    次巻がバレンタインネタであれば、久々の上下巻になるかも知れません。
     
    -1- No.880 【夢の宮とマリみての関係について】 投稿者 : ロアデルは本日も多忙 : 2006/08/23 11:34
     朱夏さん、ご考察、興味深く拝見しました。「アラ探し」などと卑下なさる必要はありませんよ。文学者とか、文学部の院生なんかは日々こんなことをしているわけですから。

    『竜のみた夢』以来の今野ファンとしては、負けてはいられません。以下では私なりに見つけた「夢の宮」と「マリみて」の共通点を挙げてみます。もっとも、私が作ったリストはすでに100件をはるかに超えているので、全部は掲示できません。そこで、受賞作『竜のみた夢』の、そのまた一部に限ってご紹介する次第です。

    (1)瑛蘭視点の三人称、ただし時々ブレ有り
    『竜のみた夢』(今野作品では、『夢』は『みる』ものです。『竜の見た夢』ではありませんよ)は、基本的に瑛蘭視点の三人称で描かれます。ただし、最初のシーンとか、希劉と康崚が「ですぎたか」「そんなこと、ないよ」と、瑛蘭に聞こえないように会話する場面とかでは、視点がわずかにズレています。これは、下手をすれば新人作家にありがちな「視点のブレ」になってしまうのですが、今野氏はぎりぎりのところで踏みとどまっています。ばかりか、その後書きつぐうちに、独自のスタイルとして完成させてしまいました。はい、いうまでもなく、「マリみて」の一人称的三人称体の起源がここにあるわけです。

    (2)どんでん返しに次ぐどんでん返し
     お告げは実は宰相の娘が○○を○ぶ、というものであった、とか、紫南の選んだ新王が○○だった、とか、戦で死んだのが○○ではなく○○だった、とか、鸞神の真意とは瑛蘭が○○を○として○○○○ることだった、とか、次から次へと読者の予想を裏切る展開が続きます。しかも、それらは単に奇をてらった展開ではなく、一貫したテーマにのっとり、しかもあの感動のクライマックスに読者を無理なく誘う仕掛けとして働いています。このような「どんでん返しの連続」は、『いばらの森(表題作)』『びっくりチョコレート』などに生きています。

    (3)情報の偏在
     瑛蘭は二人の王子の間に交わされた約束を知りません。康崚と瑛蘭は十六年前の戦を知らず、希劉以下若い三人は真実のお告げを知りません。すなわち、紫南>希劉>康崚>瑛蘭の順で、有している情報量が少なくなっているわけです(最後には、紫南でさえ鸞神の真意を知らなかったという落ちがつくわけですけれど)。そして各キャラクターは、自分の保有している知識の範囲内で最善をつくして行動するわけです。単にキャラクターの性格の違いから行動に差が出てしまうというだけでなく、その前提としている情報に格差をもうけることで、作品はリアリティーを増すことになります。「マリみて」シリーズでは、何も知らない祐巳と知っている美冬の対比、などにこのパターンが見られます。

    (4)上には上がいる
     希劉、康崚、ともに魅力的な王子たちですが、この作品には両者のさらに上をいくキャラクター、紫南が登場します。両王子でさえ、この偉大な従兄の前では鼻たれの悪童にしか見えません。こうした人物配置は、祥子を手のひらの上で転がしてしまう蓉子とか、聖の扱いが上手い先々代白薔薇さまのような形で、「マリみて」シリーズにも引き継がれています。

    (5)長い年月を経て浄化/成就する思い
     瑛蘭は最後には○○と○○を手に入れます。むろん、お読みになれば容易にわかるとおり、これは皮肉であって、ハッピーエンドとは程遠い結末です。それでも、この作品のラストのように、長い年月が経ってようやく登場人物の気持ちが浄化されたり、願いが成就したりというパターンは、今野作品に繰り返し登場します。「マリみて」シリーズに限っても、①せい子と佐織の再会、②親戚の子をリリアンに入れることができた菫子、③彩子と弓子の和解、④美嘉の天使、などが挙げられるでしょう。

    (6)台詞と地の文の相互浸透
    「明日、私の一声が○○○を決める」
     今の紫南には、それだけの力があった。
     策士、紫南の本領発揮ともいうべきシーンですが、この地の文、本来ならば「彼の一声で、○○○が決まるほどの力が、今の紫南にはあった」とでも書かれるべきところでしょう。しかし、ここでは、上記引用の台詞を地の文が引き継いで意味を補完するというスタイルをとっています。この手のレトリックは他のジャンルにもないわけではないのですが、なんといっても少女小説に際立って多い表現技法です(たとえば、コバルト時代の唯川恵氏の小説には、よくこんな言い回しが登場します)。今野氏も、こうした少女小説のレトリックの正統後継者であるわけです。このレトリックは、「マリみて」の随所に見られます。

     ほかにも、「ばあやのおとぎ話」の扱いとか、「悲しみは竜だけのもの」とか、夢の中での問いかけ、とか、夫を二人もてないのはなぜか、とか、いろいろあるのですが、とりあえず、今回はここまでにしておきましょう。

     ついでに申しておきますと、コバルト文庫では年に4冊というのは珍しくありません。1980年代後半にはすでに、「主力作家は年4冊がノルマ」という体制が出来上がっていました(たとえば、先にも言及した唯川恵氏の著作一覧を検索してみてください)。むしろ注目すべきは、今野氏が1,4,7,10月のローテーションに組み込まれていることです。いうまでもなく、1月刊は前年のクリスマス、4月刊は春休みの新学期直前に店頭に並びます。中高生向けの商品にとっては書き入れどきです。この事実は、今野氏がコバルトの主力作家の中でもトップクラスに位置していることの一つの有力な傍証になるでしょう。
     
    -2- No.881 【Re: 無題】 投稿者 : 韓子音 : 2006/08/23 22:15
    ごきげんよう。

    朱夏さまの予想通り、10月新刊発売の発表があったようです。
    タイトルは『大きな扉小さな鍵』。
    1月の新刊が短編集との予想もそのとおりなら、10月刊ですっきりはっきり、妹問題その他解決するだろう・・・、と。


    《私が小説を評価する上で最重要視しているのは、作品世界の世界観をいかに構築しているのか、という要素。》
    マリみてでは、現代日本という既知の空間を舞台にしながら、そこに一風変わった習慣と価値観を違和感無く盛り込み、それに成功した点で世界観の構築にも成功したと言える。
    一方「夢の宮」は古代中国を下敷きにした異世界浪漫(でしたっけ?)。作品世界観の入念な設定と適切な説明によって、整合性とリアリティを確保してしかるべきジャンルであるはず。不自然でなく、重厚で奥行きのある世界観をうまく設定できているかどうか、比喩的に言い代えれば、背景に彩色豊かな作品であるかどうか、その点が「夢の宮」を読むにあたっての私の最懸念事項である。
    情緒的な描写が光るマリみて作品、しかしその効果もリリアン女学園という背景が活きていればこそ、と考える次第。

    ・・・・・・と言ってみたりもするけれど、そんな事を言っていると「夢の宮」を読んでみたくなってくるこの頃。
     
    -3- No.882 【Re: 無題】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/08/24 01:21
    とても興味深く読ませていただきました。
    (ただし、私は「夢の宮」は6巻(最初の2巻と新しい方の4巻)しか読んでいないので、ネタバレしそうな部分は読み飛ばしています)
    思わず、「スリピッシュ」を読み返しているところです。

    タイトルは『大きな扉小さな鍵』
    おお、タイトルも発表されましたか。
    例によって「まんが王倶楽部」ですね。
     
    -4- No.884 【Re:「夢の宮」と「マリみて」の関係について】 投稿者 : 朱夏 : 2006/08/24 03:11 :
    ロアデルは本日も多忙さま:初めまして、丁寧なコメント有り難うございました。
    そのHNからして、きっと今野作品ファンの方であると想像しておりました。
    ただあまりに詳細なコメントであったため、もう一度「竜のみた夢」を読みなおさねばなりませんでした。(^_^;)お恥ずかしい!
    とりあえず、気づいた点を以下に。

    (1)について
    今野作品では、『夢』は『みる』ものです。『竜の見た夢』ではありません。
    おっしゃるとおりです。早速間違いを修正いたしました。ついでに他の誤字も直しておきました。
    考えてみたら今野作品では、マリア様も竜も「見る」のでなく「みてる」んですね。
    なお、人称のブレや会話状況の不明瞭さは他にもあって、今野先生ご自身、きっとこの作品を読むたびに、全面的に書き直したい衝動を抑えてらっしゃるのではないかと(笑)

    (2)〜(4)言われてみて納得です。

    (5)実はこの点、この作品のいちばんの突っ込みどころではないかと思っています。
    何故なら、確かに瑛蘭はもう選ぶ必要は無くなりましたが、国として考えれば、単に問題を次世代に持ち越しただけでは無いかと。だから結局、紫南の悩みは尽きないだろうなあと思ったりして……。(笑)

    (6)現在の文壇で、ラノベはほとんど相手にされていません。しかし80年代以降、現在も数多く生まれつつあるこのジャンルは、明らかに新しいレトリックを生み出していると私は考えています。(少女文学のルーツを吉屋信子あたりに求めると、もっと複雑になりますが)
    一部のサブカル論者が、こうしたテーマをあちこちで書いていますが、いずれ百年経って後の世の人たちが、こうした状況をどう評価するか聞いてみたいものです。

    とりあえず、今回はここまでにしておきましょう。
    気になりますね。(笑)
    ロアデルは本日も多忙さまのおっしゃりたいのは、言わばファンタジーの普遍論なのでしょうか?

    この事実は、今野氏がコバルトの主力作家の中でもトップクラスに位置している
    1,4,7,10月のローテーションを、そういう風には考えてみませんでした。確かにそれぞれ、学生にとっては長期休暇などの節目に当たっていますね。
    参考になりました。
     
    -5- No.885 【Re: 最初、タイトルを書くのをうっかり忘れていました!】 投稿者 : 朱夏 : 2006/08/24 03:13 :
    韓子音さま:
    10月新刊発売の発表があったようです
    こちらですね。→「MANGAOH CLUB」:http://www.mangaoh.co.jp/topic/maria.php
    早くも、ストーリーの概略が照会されています。

    ワトソン様:
    ネタバレしそうな部分は読み飛ばしています
    それは残念!
    しかし現在「夢の宮」で、新刊で手にはいるのは、復刻された「竜のみた夢」「諸刃の宝剣」、そして比較的最新刊の「遙けき恋文」ぐらい。(運が良ければ「蛛糸の王城」も、見つかるかも)
    後は、ネットで古書しか手に入らないのが残念なところです。巻によっては、かなり値上がりしているものもあります。
    以前どうしても読みたくて手に入れた「サカナの天」は、もともと¥450なのに、ネットで購入したら¥1340もしました。(T.T)……って、ここで愚痴を言ってどうする。(笑)
     
    -6- No.886 【Re: 無題】 投稿者 : 韓子音 : 2006/08/24 09:19
    ごきげんよう

    後は、ネットで古書しか手に入らないのが残念なところです。巻によっては、かなり値上がりしているものもあります。
    以前どうしても読みたくて手に入れた「サカナの天」は、もともと¥450なのに、ネットで購入したら¥1340もしました。

    古書店めぐりの即買いリストに『夢の宮』も追加しておきます・・・。
    図書館にでも置いといてくれれば楽でいいのですが・・・、なかなか見つかりませんよね。見つかったときは何なりと比較検証させていただきます。
     
    -7- No.887 【Re: 無題】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/08/24 22:31
    現在「夢の宮」で、新刊で手にはいるのは
    私の購入した6巻は新品のものです。
    (竜のみた夢、諸刃の宝剣、月下友人(上下)、蛛糸の王城、遙けき恋文)
    他に、「王の帰還(下)」は在庫がまだあるようですが、下巻だけ買うというのもあれなので購入していません。
    「スリピッシュ」は普通に書店で購入しました。

    古書店めぐりは、最近、機会がなくてできません。
     
    -8- No.888 【夢の宮とマリみて】 投稿者 : いわし : 2006/08/26 15:24
    ごきげんよう
    スリピッシュはまだ未読なのでスリピッシュ関係以外は読ませていただきました
    マリみてとの関係、書かれた順番等自分も少し気にしていただけに
    分かりやすくまとまっていて面白かったです
    (王の帰還→月下友人と読み進めた場合の感じ方など共感できるところもたくさんありました)

    細かいところに少し反応させていただくと
    複雑な血族関係
    「マリみて」では、後半になるほど徐々にこの要素は希薄になって行く
    これは単に基本的には特定のキャラ達を中心に描いていくマリみてと
    人物がごっそり入れ替わる夢の宮との性質の違いではないでしょうか
    親戚同士で姉妹、とか親戚の子が新キャラとして登場…とかは
    既にもうやっていますから、新しく登場するキャラでやると少し被っちゃうかも


    現在「夢の宮」で、新刊で手にはいるのは
    もう半年ほど前になりますが、自分が買った時は結局15巻手に入りました
    出版社に在庫が無い以上、今後も手に入りにくくなる一方ですよね
    あぁ、もっと前から探しておけば…と後悔しても後の祭り
    残り4冊は図書館で借りて読んでしまいました

    「まだ未読」ってどんな日本語だ自分…!
    スリピッシュも今年中には読みたいですねー。
    追加:2006/08/26 15:31
     
    -9- No.889 【スリピッシュをすすめてみる】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2006/08/27 01:50
    いわしさま
    「まだ未読」って表現、私は問題ないと思いますよ〜。
    「未読のままにするつもりはない」という気持ちが伝わってきます。
    スリピッシュはアマゾンで普通に大人買いできますので、ぜひ(笑)。

    ところで、スリピッシュを読んでいないかたにはわからないと思いますので、かってながらちょっと補足したり・・・
    「ロアデルは本日も多忙」さまのお名前の「ロアデル」とは、スリピッシュの登場人物(女性)の名前です。
    で、以前、雑誌コバルトに掲載されたスリピッシュの短編のタイトル「ロアデルは本日多忙」が元ネタですね。

    スリピッシュは主要人物の多くが男性キャラで、マリみてとは雰囲気が違いますが、個性的で魅力的な女性キャラも何人かでてきます。
    お勧めです。
    (あ、男性キャラも魅力的ですよ(笑))
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