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No.1167 【新刊「マーガレットにリボン」】 投稿者 : でるもんた・いいじま : 2008/03/30 12:03
いよいよ明後日発売です。今回は短篇8本だそうで、卒業式までが遠い…。

ネタバレ進行よろしくです>管理人様
管理者コメント
ネタバレモードを解除しました。
 
-1- No.1168 【Re: 新刊「マーガレットにリボン」】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2008/04/03 22:03
読了しました。
盛りだくさんでしたねぇ〜。
いわゆる裏ストーリーのてんこ盛りとでもいいましょうか。

でもとりあえず最初につっこむのは・・・
相変わらずコバルト編集部は仕事が雑ですねぇ。主要登場人物紹介の瞳子の役職が無くなってる。
このページ「間違えないことのほうが珍しいんじゃないか」と思えて来ます。

そしてとうとう、あとがきでこのシリーズの終了を示唆されました。
「祐巳・祥子編もそろそろゴールが見えてきた」という表現から、とりあえず「祐巳・祥子編は祥子さまの卒業で終わりにするつもり」ということが解ります。決定ではないとしても。
わざわざ「祐巳・祥子編」と断ったことから「マリみて自体はまだまだ続けるつもり」とも読み取れます。というか、濃厚ですね。
でもでも、「祐巳が主人公のマリみてはもうすぐ終る」ということは言えそう。
でもでもでも、「祐巳・祥子編」が終ったからといって次の主人公が祐巳でないとは言い切れないかも。

私としては外伝のようなものも大歓迎なので、祐巳が主人公であることにこだわりはありません。
たとえは「私の巣」を膨らませて文庫一冊分にするとか。
でも、「お釈迦様もみてる」もある意味外伝ですがリリアンから離れる外伝は・・・う〜ん、いまいち大歓迎とはいえないか・・・
(「祐巳・祥子編」のあとに続くものがこの「お釈迦〜」だとしたら・・・正直、がっくしです)

おっと、本編にまだ触れていなかった。
え〜と・・・面白かったです。
 
-2- No.1169 【Re: 新刊「マーガレットにリボン」】 投稿者 : 奇士乃 : 2008/04/04 03:16
ご無沙汰しております。奇士乃です。
感想です。

・日村さんの第1印象
あともう少しでアフロってどんなやねん。(続きを読んで解決)

・蓉子ちゃんの努力
報われず。かわいいなあ。

・山辺娘
登場時即座に喜びで暴れる。こういうのがいいんです。よくぞ書いてくださった。
6歳の小学校にまだ上がっていない女の子の姿をくっきり思い浮かべられない自分の想像力のなさが恨めしい。

・まる
「。」にルビがついてる……

・久々登場の加東さん
これもうれしかったなぁ。まあ、短編オムニバス書き下ろしということで先代3人を出す、という時点で、江利子にはクマ、聖にはカトーさんというのはすぐ結びつくのだろうと思います。で、そういう強い結びつきがまだ描かれていない蓉子については、新しい同級生だったわけですが、この人物配置がまた優れてましたね。
カトーさんは聖にとっては全く新しいタイプの友人ですよね。この関係がすごくいい感じがしています。リリアンに守られているのではないところで、甘えさせてくれる誰かが現れた、というのがよいと。カトーさんもそれが気持ちよいようです。カトーさんとの出会いが、聖の高校時代からの卒業を促してくれている気がします。……うしろのエピソードにも関わりますね。

・祐巳ちゃんの反応(想像)
聖に言われてたらこうなったかも。実際には祥子さまに言われたのでビミョーな反応になってしまったのは実は残念? でも祥子さま、自分が言われたときは「冷たい顔で一瞥」だったと言うけど、実はかなり面白いと思っていたのでは……祐巳にやったわけだし。

・おみやげに石けん10個
カトーさんの趣味というか嗜好というかが忍ばれます。値段も手頃、実用的でさらに地元密着のものを手に入れられる、みたいな?

・用語について煩悶する@井伏鱒二
たまに話題になってましたが、換えるきっかけがつかめなかった、ということで。まあ、そんなこともある。

・「乃梨子(はあと)」「志摩子さん(はあと)」
マークついてますな。

・結局……
祐巳はちゃん付けが抜けず妹から指摘されて直し、由乃のほうはすでに呼び捨てだったりする。先のことはわからないものだ。

・ミシンとアイロン
そのうち土なべが出てきたり、土偶が発掘されたりするんじゃないかと心配になります

・志摩子さんの髪で遊ぶ
……
…………
ナゼ挿絵にしない!!!!!!
えーと、フワフワのやや長めの髪を一つに束ねて、三つ編みにして、先の方を根本に返して輪っかができる……三つ編み2本にしてアップにしたらコアラだ。館林○晴。

・カミングアウト
まあ、そういう次期だったということなのだと思います。色々と。志摩子さんにとって。

・兄妹
これも非常に驚きました。そして喜びでころがりました。まさかこうくるとは!!
しかも、非常に引き締まった良作になっていると思います。
志摩子さんが家庭の成り立ちの複雑さを気にせずに過ごせているのは、父(祖父)、母(祖母)、兄(叔父)、実の父の強い意志と並々ならぬ決意によってもたらされているのではないか、と感じます。
「兄」はどんな病だったんだろうなぁ……最近TVでちょっと聞きかじったのは特発性拡張型心筋症。癌ではないと思うんですよね、もともと身体が弱かったという流れから……癌だとすると、若くしてかかると進行や転移が早いことも多くてね。あるいは腎臓……
産後の肥立ちに関しては、今でこそあまり聞かれなくなったものの、まだ確実にあるんですよね。

・傘
これもよかったですね。全く毛色の違う話が、傘を中心にして続いていく。それにしても傘を「ふくざわゆみ」と名付けて語りかけているいる男が何とも。

・地球の平和が守れない
気持ちはよくわかるぞ。

・あとがき
「祥子・祐巳編」……期待と不安がありますね。まあしかし、途中に「乃梨子・瞳子編」みたいなのが入っているのが最近の傾向でしたし?

わたしは「お釈迦様もみてる」めちゃくちゃ楽しみです。ポイントは「も」ということですかね。

髪型「マーガレット」、ネットで探してみつけました! ttp://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/icm/02collection/det18.html(頭にhつけてね)の、束ね髪の「マーガレット結び」。アレだと思います。なるほど〜
追加:2008/04/04 18:03
 
-3- No.1170 【Re: 新刊「マーガレットにリボン」】 投稿者 : 管理人(ワトソン) : 2008/04/05 12:55
今回の短編集はすべて書き下ろしです。
これって実は重要なことなのでは。
つまり、いままでなら「コバルト本紙掲載用にとっておくネタ」だったはずです。
それ(アイデアのストック)をすべて出し切った感じです。
今後の文庫用にとっておいても良さそうなものですが、まるで最後のチャンスという勢い。
一方、文庫未掲載の短編はどちらも主要登場人物が絡まない話ですね。それらの話は急いで文庫に入れる必要はないということなのでしょう。
やはり、「祥子・祐巳編」終了後のマリみては、現在の主要登場人物が絡まない(ほとんど登場しない)ストーリーになるのでしょうか。

実はそのほうが楽しみではあるのですが・・・
 
-4- No.1172 【Re: 新刊「マーガレットにリボン」】 投稿者 : 朱夏 : 2008/04/12 14:55
ごきげんよう、ご無沙汰しております。
発売日にすぐに読破しましたが、感想はすぐに書かないと面倒になってダメですね。

初めての書き下ろし短編集でしたが、そのいくつかは、これまでの裏話というか、種明かしといった印象。
「青い傘」については、実に2002年7月「パラさし」以来、5年ぶりの答え合わせ。(笑)
今回の短編集で感じたのは、いずれもこれまでの「マリみて」と違い、語り手がリリアン生でないこと。
志摩子さんの秘密については、まさか語り手が賢文さんになるとは!
しかしこのことで、全ての事実が、曇りなくスッキリと明かされたように感じました。
こうした視点からの記述は、従来の「マリみて」では例え短編であっても、なかなか実現できなかったと思われます。そしてこのような裏話の放出は、まさに「祐巳・祥子編の終了」を告げる刊だったと言えましょう。
なお人物紹介で、瞳子ちゃんがただの一年生に逆戻りしてますが、きっと「祐巳・祥子編」が終わるまでこのままでしょう。

祐巳の妹問題に片が付いて、まったり感がもどった感じが何とも良し。
久しぶりに志摩子さんの「ギンナンとかクワイとか百合根とか」のフレーズが読めたのが懐かしい。
「志摩子さんを人形にして遊ぶ」にドキドキ!
私も「マーガレット」という髪型をネットで探しましたが、以下をご参考に。いろんなバリエーションがあるようで、この髪型の前髪がどう処理されているのかすごく気になります。
(参考リンク):http://homepage.mac.com/narumido/.Public/1880.jpg?

それにしても、今回のイラストは少ない気が・・・いずれも、蓉子・江利子・聖の、もと三薔薇のみ。
先代薔薇さま達の人気は絶大ですね。
あと名前の「『さん』づけ問題」で、全員でじたばたする場面が最高!
この場面、アニメ化してくれないかなあ。(笑)


さて気になるのは、今後の「マリみて」の展開。
それでちょっと気になったのが、雑誌Cobalt4月号の表紙。
・・・なんと、瞳子ちゃん単独のイラスト! しかも、今まであり得ない爽やかな笑顔!(笑)
これまで、瞳子ちゃんがCobaltの表紙に登場する場合。必ず祐巳ちゃんと一緒でした。雑誌の表紙が、漠然と決定されることはありません。なぜならそれは、その号の売れ行きに直結するからです。つまりCobalt編集部は、瞳子ちゃんの「プリマとしての素質」について、読者に問うたのではないかと。

「マリみて」は、なんと言ってもやはり「スール」の物語です。当初はそこに、百合や耽美を見出した読者は少なくないかも。ただし今野先生の場合、吉屋信子や川端康成の少女小説と違って、少女達の交友をビルドゥングスロマンとして描いたことに大きな特徴があります。そしてそれに読者も共感を抱き支持してきたと考えられます。
であるならば、完成されてしまったキャラクターは、成長を描く物語の主人公には置きにくい。今の祐巳世代はこの点で既に、主役を演じるのが難しくなっています。やはり「マリみて」の舞台は、ブウトンを中心に回るのではないかと。とは言え、瞳子ちゃんも乃梨子ちゃんも、なんとなく出来すぎなキャラになってしまった気がしないでもない。

ただし過去の他作品にみられる様に、「マリみて」を時間に縛られない、日々の事件を追いかける「生徒会もの」として描く手法が無いわけでもない。でもそれをやってしまうと、ともすれば「カレン坂高校、可憐放送部」に被るし、ビルドゥングスロマンという基本方針を大きく曲げることとなります。
そう言うことから「続マリみて(仮称)」は、未登場の新入生を主人公にした方が、物語を進めやすいと思う。つまり瞳子・乃梨子のすぐ下に、全く新しいキャラクターが登場するのではないかと。
でも実際はわかりませんね、私の予想は当たりませんから。(^_^;)

あ、上記の「マーガレット」のURLは、最後の「?」を削除してください。
追加:2008/04/12 14:57

(追記)
あ、それと新シリーズの「続マリみて」で、キャラが総入れ替えにはならないだろうと考える理由に、アニメの4シーズンがあります。
おそらく今回は、祥子さまの卒業まで描くことになるでしょう。(そうなるとまた駆け足の展開だろうな)
であればやはり、本編はどこかでアニメと繋がっていた方が有利ではないかと。
追加:2008/04/12 15:42

いや、まさか今野先生、アニメ4シーズンが終わる頃まで、取材のために休筆なんてことは・・・。(^_^;)
追加:2008/04/12 15:48
 
-5- No.1175 【Re: 新刊「マーガレットにリボン」】 投稿者 : 朱夏 : 2008/04/12 21:50
たびたびすみません。今回ふと思ったのですが・・・。
志摩子の実母、藤堂ユリアの実家、笹原家は九州でしたね。
で、笹原家は実は、久保栞とも血縁だった・・・なんてことになったら、すごいなあと。
志摩子が母の墓参のため、初めて笹原家を訪れると、何とお聖堂に久保栞の姿があって・・・!
二人は当然、お互いに面識は無いわけですから、いろいろと話すうちに、やがてあーでもないこーでもないと言うことになって・・・以下さらに、妄想爆発!(>_<)

韓国ドラマだったら、まあ、そのくらいやりそうですけどね。(笑)
 
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